次男が弱視と診断されて眼鏡をかけることになった時、心配したのは次の3点でした。

  1. 眼鏡を嫌がってかけてくれないこと
  2. 周りから「かわいそう」と思われてしまうこと
  3. 元気がありあまって眼鏡を壊してしまうこと

中でも1と2はとても心配でした。

「眼鏡を嫌がってかけてくれなかったらどうしよう・・・」
「周りからかわいそうって言われることによって自信をなくしてしまわないかな・・・」

でも、治療のためにかけなければいけないなら、どうにかして眼鏡を好きになってくれるようにしたい!

私が考えたのは、「眼鏡かっこよくていいなぁ」とみんなにうらやましがられるくらい、次男に似あうおしゃれアイテムにしたいということでした。

弱視の子供の眼鏡を「かわいそう」と言わせない!治療できる内で気づけたのは幸せなこと

早いうちに弱視に気づいて治療できることは「幸せなこと」です。

弱視は年齢が上がるにつれて治療が難しくなっていきます。

小さな子供が眼鏡をかけていることは「親の愛情の証」でもあるのです。

しかし、次男が眼鏡をかけることを義母に話した時の第一声は「かわいそうに」でした。

私はそれがとてもショックでしたが、その背景には私自身も子供に「小さなうちから眼鏡をかけさせたくない」という思いがあり、長男の姿勢やゲーム時間にも気をつけて口うるさく話してきました。

その理由は以下の通りです。

日常生活で感じるデメリット
  • 汚れを拭いたり、かけたり外したりと眼鏡の管理をわずらわしく感じる
  • マスクで曇ってしまったり、耳が痛くなってしまったりとかけるのが苦痛

私自身も視力が悪くて眼鏡をかけていますが、わずらわしいし重いし野暮ったく感じてしまうので、日中はコンタクトにしています。

そんな大人でも感じる不快感を4歳の子供が嫌だと思ってしなうのは当然のことです。

その上「かわいそう」と言われてしまったら、自信が持てなくなってしまうのではと心配しました。

できるだけ不快感をなくして快適に過ごせる工夫をする!

次男はよく泣くので涙の跡がついたり、眼鏡のレンズを触ってしまって指紋がべったりついてしまうことが多々あります。

家ではその都度拭いてあげていますが、幼稚園では先生も忙しいのでなかなか常に気にかけてもらうのは難しいことですが、先生には「お願いします」と丁寧に話してあります。

毎日、眼鏡ケースにメガネ拭きを入れて園に持たせて、幼稚園では外れてケガをするのを防ぐために、ストラップをつけていっています。

あとは、マスクで曇ってしまうのを防ぐためにくもり止めを塗ったりしています。

また、日中はコンタクトにしていた私も眼鏡をかけることによって感じる不快感を知るために、普段から眼鏡を愛用するようになりました。

おしゃれでかっこいいアイテムとして好きになってもらう

自分が眼鏡をするのはあまり好きではありませんが、眼鏡をしている人の中にはおしゃれでかっこいい人もたくさんいますし、次男にもおしゃれアイテムとして好きになってくれたら嬉しいと思っています。

最初は嫌がっていた次男の眼鏡も今ではすっかり板についてきました。

次男のおしゃれアイテムとして、眼鏡が定着しています。

眼鏡を好きになってもらうためにしたこと
  • 眼鏡ケースは次男が自分で選んだ大好きな「ドラえもん」のものにする
  • 「ドラえもん」ののび太や「名探偵コナン」のコナンなど、好きなキャラクターで眼鏡がかっこいいことを伝える
  • 私自身も眼鏡を好きになり、「ママと同じだね」とお揃いの嬉しさを体感させる
  • 「この眼鏡をかけるとヒーローに変身して強くなれるんだよ!」とヒーローごっこを楽しむ

一番意識したのは、やっぱり「かっこいいアイテム」だと思ってもらうことです。

また眼鏡の使い方についても、「外す時はこのケースで休ませてあげると、明日には充電されてパワーアップするんだよ」と教えたりして、次男がいかに楽しく眼鏡ライフを送れるかを考えました。

毎日、「かっこいい」と褒めてあげることも大切です。

弱視で視力が良くなる訓練をしよう!おすすめのトレーニング方法

弱視は眼鏡で治療することによって改善できる病気です。

眼鏡をして普通に生活するだけで治療の効果はありますが、以下のことを眼鏡をした状態で行い、トレーニングさせるとより早く視力の回復が期待できます。

  • ビーズを拾う
  • ビーズを糸に通す
  • パズルをする
  • ブロックで遊ぶ
  • 絵や字をなぞってみる
  • 絵本を読む

楽しく遊びながら、目にもいいことをしてみませんか?

【まとめ】弱視を治療できるのは幸せなこと!かっこいおしゃれアイテムとして眼鏡ライフを楽しもう

弱視で眼鏡はかわいそう!?子供の自己肯定感をなくさないために親ができることをまとめてきました。

弱視を治療できるのは素晴らしいことです。

矯正視力で1.0見えるようになれば、日常生活に支障が出ることはありません。

もし、ずっと眼鏡をする必要があっても、弱視を治療することができれば将来はコンタクトにすることも可能です。

治療できるうちに気づけたことは本当に幸せなことです。

ぜひ、自信を持ってお子様に眼鏡をかけさせてあげてください。

かっこいい眼鏡で楽しくしっかり治療することができたら、お子様も嬉しいはず!

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