小学校でプログラミング教育が必修化されたことで、お子様が小さなうちからプログラミング的思考を養いたいと「プログラミング学習につながるおもちゃ」に興味を持っている親御さんはたくさんいます。
この記事では、子供のプログラミング的思考の習得につながる遊びながら学べる玩具の選び方をまとめています。
目次
選び方① 子供が好きな種類でおもちゃを選ぼう!
まずは、やっぱり子供が好きな種類で選ぶのが無難です。
ここでは、「ブロック」「ロボット」「転がす」「走らせる」といったプログラミングでよくある代表的なおもちゃのメリット・デメリットを紹介します。
「ブロック」組み立てるおもちゃのメリット・デメリット
ブロックといえば、最初に思い浮かぶのはレゴ (R)ですね。
小さなお子様であれば、デュプロや学研ニューブロック プログラミングがおすすめです。
また、磁石でくっつけられるマグネットブロックも比較的低年齢からきょうだいで一緒に遊べて、長く使えるのでコスパも良いです。
・くり返し遊ぶことで集中力が高まる
・製作過程で起こる問題を解決する力がつく
・自由な発想で作品を作る創造力を養える
・小さな子供がいる場合は誤飲の注意が必要
・細かいパーツが多いので片付けが大変
「ロボット」操作するおもちゃのメリット・デメリット
ロボットを組み立てて操作するというおもちゃもレゴ(R)からたくさん販売されています。
ロボットは多くのプログラミング教室でも教材で使われるほど、遊びながらプログラミング的思考を学ぶのに適したおもちゃといえます。
・科学分野に興味が持てる
・コミュ二ケーション能力が養える
・操作して動かすことで構造を理解できる
・組み立てが難しい場合がある
・初期設定が大変な場合がある
・パソコン、タブレットが別途必要な場合もある
「転がす」ピタゴラスイッチおもちゃのメリット・デメリット
転がすおもちゃで一番有名なのは「ころがスイッチ」ですね。
・ビー玉を置く位置を認識できる空間認識能力を育む
・組み立てることで手先が器用になり創造力も養う
・集中力と記憶力と構成力をバランスよく鍛えられる
・ビー玉がなくなりやすい
・小さな子供には誤飲の可能性があり危険を伴うこともある
詳しくは、「ビー玉を転がすピタグラスイッチおもちゃ「マーブルラン」のおすすめ5選」の記事でも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
「走らせる」道を作るおもちゃのメリット・デメリット
走らせるおもちゃはレール好きな男の子は大好きです。
有名なのは、プラレールですね。
車や電車の動く方向を予想し、レールを組み立てることで「先を読む」というプログラミング的思考を養えます。
・未来を想像する力がつき先が読めるようになる
・成長に応じて長く遊べる
・失敗を経験し乗り越える忍耐力がつく
・パーツが多く物が増えるので収納に困る
・電池式の場合、交換が必要だったり音がうるさい
選び方② 子供の年齢でおもちゃを選ぼう!
プログラミングを始めるにあたって、早いということはありません。
最近では0歳児からでもプログラミングの基礎を学べるおもちゃが販売されています。
プログラミングが「学習」や「勉強」という言葉に置き換わってしまうと、子供たちは急にやる気をなくしてしまいます。
「遊び」として楽しく学べるうちに、生活の中でプログラミングに触れておくのがおすすめです。
対象年齢は0歳〜2歳!おすすめのおもちゃと年齢に応じた選び方
0〜2歳児は自分で何かを作ったり、組み立てたりすることはまだ難しいです。
しかし、周りの大人が作ったものを見たり、触ったり、動いているものを目で追うことで、しっかりとプログラミング的思考につながる脳を育てることができます。
「まだ分からない」と侮らずに、脳が育つを言われる赤ちゃん期を無駄にしないでほしいです。
詳しくは「2歳以下でも楽しめるプログラミングに役立つおもちゃ」でもまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
対象年齢は3歳〜5歳!おすすめのおもちゃと年齢に応じた選び方
3歳〜5歳は、プログラミング学習を遊びの中で導入していくのに最適な時期です。
いろいろなことが自分でできるようになって、たくさんのことに興味を示しますので、「どうなるの?」「どうやって動くの?」とワクワクして遊んでくれます。
ぜひ、プログラミング思考を養う知育玩具で興味を引いて、プログラミングの楽しさを教えていきましょう。
詳しくは「プログラミング知育玩具おすすめ!3歳〜5歳が楽しく遊べるおもちゃを厳選した記事」でもまとめていますので、気になるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
プログラミングをもっと学ばせたいなら、幼児から学習できるプログラミング通信講座もおすすめじゃよ。
年齢は6歳〜8歳!おすすめのおもちゃと年齢に応じた選び方
6歳〜8歳は、遊びからいよいよ学習としてプログラミング思考に触れていけるようになる時期です。
小学校低学年を対象にしたプログラミング関連の通信講座やスクールも多く、本格的にプログラミングを学べるようになります。
この時期は「遊び」から少しずつ「学び」へと変化していく時期なので、知育玩具をうまく使って【学ぶ楽しさ】を教えてあげましょう。
詳しくは「プログラミング知育玩具おすすめ!6歳〜8歳が楽しく遊べるおもちゃを厳選した記事」でもまとめていますので、他のおもちゃが気になるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
本格的に学ばせたいと考えている親御さんは、プログラミングスクールを考えてみるのにもおすすめな時期なんじゃよ。
対象年齢は9歳〜10歳!おすすめのおもちゃと年齢に応じた選び方
9歳〜10歳は、本格的にプログラミングを学ぶのに最も適した年齢です。
プログラミング関連の通信講座やスクールも、小学3年生になるとより高度な技術が学べるコースが増えてきます。
反対に9歳〜10歳を対象にしたおもちゃは減ってきますが、いきなりスクールに通うのではなく、お子様が抵抗することなくプログラミングを学ぶために「楽しむ」ことを重視したおもちゃ選びが大切になります。
詳しくは「プログラミング知育玩具おすすめ!9歳〜10歳が楽しく遊べるおもちゃを厳選した記事」でもまとめていますので、他のおもちゃが気になるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
選び方③ 子供の性別でおもちゃを選ぼう!
プログラミングといえば「男の子」のイメージが強いかもしれません。
しかし、最近では女の子を対象にしたかわいいおもちゃも数多く販売されています。
2020年からは小学校でも必修化されたプログラミング学習は、性別問わず身につけたいスキルとなっています。
男の子におすすめのプログラミングが学べるおもちゃ
男の子の場合、「ブロック」「ロボット」「レール」は鉄板で、正直どれを選んでもよく遊んでくれます。
お子様の興味をひく「長く遊べるおもちゃ」を選ぶと、幼児から小学校高学年になってもずっと遊んでくれるので、とてもコスパがいいです。
女の子におすすめのプログラミングが学べるおもちゃ
女の子に「プログラミング」というイメージはあまりないかもしれません。
しかし、小学校で必修化されたことで、女の子向けのプログラミングおもちゃも増えました。
選び方④ 有名おもちゃブランドで選ぼう!
プログラミング思考を養うおもちゃといえば、レゴ(R)やマインクラフトが有名なですが、他にもおすすめしたいブランドがたくさんあります。
ここでは、プログラミング思考を養うことに特化したおもちゃのブランドを紹介いたします。
それぞれにおすすめのおもちゃをまとめた記事のリンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シンクファン
アメリカのプログラミング玩具会社『シンクファン』のおすすめ6選をまとめて紹介します
くもん
くもんのプログラミングおもちゃおすすめ3選をまとめて紹介します
ロジカルニュートン
【ロジカルニュートンのプログラミングおもちゃおすすめ3選】をまとめて紹介します
選び方⑤ パソコンやタブレット・スマホが必要かも大事!
せっかくおもちゃを購入したのに、パソコンやタブレット、スマホとの連携が必要となると子供だけで遊ばせるのは難しくなってしまいます。
対象年齢が合っているおもちゃでも、子供にいきなりパソコンやタブレット、スマホを使わせるのは心配ですね。
「しまった!」とならないためにも、パソコンやタブレット、スマホとの連携の有無をしっかり確認して購入することが大切です。
【まとめ】将来につながるプログラミングが楽しく習得できるおもちゃを選ぼう!
子供のプログラミングが学べるおもちゃのおすすめはどれ?遊びながら学習できる玩具の選び方をまとめてきました。
たくさんあるプログラミングおもちゃの中で、お子様の興味をひく将来の学習につながるものを選ぶことで、プログラミングをより身近に感じて学習への導入もしやすくなります。
他にも将来に繋がるプログラミングを子供にしっかりと学習させたいと考えている親御さんは以下の記事も参考にしてみてくださいね。